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529 領久東鼻=須崎市安和(高知県)四万十帯の壮大な岬めぐりなんですよ [岬めぐり]

 野見湾のバス道路から見ると、須崎湾の東にある角谷岬の南に、角谷山からゆっくり降りてきた稜線が、なだらかな岬になって海に落ちているのが、遠目にかろうじてわかる。
 これが、領久東鼻である。順番から行くと、角谷岬から先へも、ずっと歩いて行きたいところだが、今回は計画の都合上、いずれも遠望のみとなった。
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 ここもまだ須崎市の安和で、そこからはさらに中崎、そして中土佐町との境になる青木崎があるが、そこまでの景色はわからない。須崎から中土佐町の土佐久礼までは、なんとか海岸線を道が通っているので、バスでも通っていればいいのだが、それもない。
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 当初は、バスでずっと海岸沿いに南下することができないかと検討してみたが、それはすぐにあきらめざるを得なかった。中土佐町から先の南には、四万十町、黒潮町と、中村付近まで電車は海岸を離れてほとんど山の中を走るしかない。自動車道でさえもままならぬほどの、人を寄せつけない険しい海岸線地帯が続いているのである。
 地質学で四万十帯と名付けられている地層は、南アルプスの赤石岳から
                          197 御前崎、
                      220 伊良湖岬、
                   047 大王崎、
                 053 潮岬、
             003 室戸岬、
          足摺岬、(リンクはもうすぐよ!)
       085 都井岬、
    052 佐多岬、
そして沖縄に至るまで、なんと総延長1500キロにもおよぶ、まことに壮大な、しかも著名な岬を網羅した「岬めぐりの大地層帯」なのである。この四万十帯は、日本列島を形成する代表的付加体のひとつで、白亜紀〜古第三紀の地層だという。
 これこそが、高知県南西部の海岸の特徴、マントルに乗って押し寄せられてきた付加体が、押し付けられて盛り上がっているという状態を、そのまま示しているということができよう。
 付加体は、太平洋側からのプレートが1年に数センチという速度で移動するとき、海底の堆積物であるサンゴ礁やチャート(有孔虫の炭酸カルシウムの殻)などを大量に運んできたものが、3億年も前にプレート境界でこすられて大陸プレートのはじっこにくっついたようなものだから、そのなかには石灰岩の層も多く含まれている。
 日本は資源のない国だというのが定説となっているが、この地球の不思議な営みのおかげで、唯一100%の自給率を保っている地下資源がある。それが、石灰石なのだ。
 実は、自給率100%だとは、これまで知らなかった。

▼国土地理院 「地理院地図」
33度22分16.18秒 133度16分20.87秒
ryokuhigasiM.jpg
dendenmushi.gif四国地方(2010/01/22 訪問)

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タグ:高知県
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