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636 夏泊崎ほか=東津軽郡平内町大字東田沢(青森県)スイッチバックは消えず残る [岬めぐり]

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 蟹田の東約15キロのところに、夏泊崎がある。そこは北に向かって飛び出して陸奥湾を野辺地湾と青森湾に分けている夏泊半島の先端である。
 本来ならば、こんなに遠くからでは一項目を立てることはしないのだが、ついでだから前項に倣っていちおうあげておくことにしよう。
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 実を言うと、夏泊崎へも何度かプランに入れようとしてみたのだが、ここも路線バスがなくなっていて、平内町の巡回バス利用もうまくいかず、これまで積み残してきていた。東海岸の鼻繰崎まではなんとか行ったのだが、西海岸は油目崎、観音崎、板ノ崎ともに、まだ残っている。
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 このままでは終わらせることができない気もするので、いずれはツバキとハクチョウの季節に、ぜひ訪れたいものだとは思うが…。
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 ローマとニューヨークと緯度が同じ北緯41度だという蟹田付近からでは、さすがに遠くて、写真ではその姿もはっきりしないと言われそうだが、見えていることは確かなのだ。遠く、八甲田の山もうっすらと顔を出す。
 津軽線に乗れば、もっとよく見えるかとも思ったが、そううまくはいかなかった。津軽線は280号線よりも内側で、おまけに沿線には家が随分建て込んでいて、海はほとんど見えない。わずかにこんな一枚くらいが、津軽線からの夏泊崎である。
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 念のため。この車窓を眺めながらもの思いにふけっている態の人物は、でんでんむしではない。
 あと半月もすれば開業する青森まで延伸の東北新幹線の起点終点は、新青森となるが、そういう名の駅は知らなかったが奥羽本線に前からあったらしい。JRのテレビCMでは泉谷駅長と吉助役(?)が、旧来の無人駅に突き刺さるようにして新しくできた駅で待っているが、青森県民の期待も大きいのだろう。
 だが、新幹線が通ることで潤ったり活性化する地域は、どれほどあるのだろうかということも、つい考えてしまう。
 八戸を出ると、できるだけ最短距離を青森へ向かおうとする新幹線は、八甲田の北をトンネルで抜け、三内丸山遺跡の南を回り込んですぐ西を北にいったところで、現在の青森駅より3キロ西に位置する新青森でとりあえず終わる。北海道新幹線に合わせるためもあるが、用地買収など工事のことを考えると、旧市街を迂回するしかない。北海道新幹線も海峡線につながるまでは津軽線よりもさらに山寄りを走ることになるのだろう。こうして、新幹線はなるべく人のいないところを選んで走るようになる。
 津軽海峡線で北海道へつながる「白鳥」などは、新青森で接続するようになるというが、そこで疑問。新青森から北へはまだ開通していないので、これまで八戸であったような乗り換えになるのだろうが、方向転換はどうするのだろう。
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 やはり現在の青森駅まで戻ってきての方向転換、ということになるのだろう。青森駅でのスイッチバックは、いうまでもなく青函連絡船時代の名残である。静観トンネルで北海道と八戸を結ぶ特急「白鳥」などは、青森駅で進行方向が逆向きに変わる。そこで、乗客はバタバタと立ち上がって、それぞれ座席の向きを回転させる。連絡船時代は、列車が真っすぐ桟橋に接続して列車ごとそのまま運んでいたというのが、信じられないくらいである。今でも、青森駅を跨ぐベイブリッジの向うに突き出た桟橋では、八甲田丸が二度と上がることのない碇につなぎとめられている。
 ここへは、前に龍飛崎の帰りにわざわざ「津軽海峡冬景色」の歌碑(045項の終り参照)を訪ねてきたことがある。龍飛崎の下の駐車場にできていた歌碑は、その後からつくられたものだと思われる。
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 “北へ帰る人の群れ”ではないらしいこどもたちの列が、にぎやかにホームを流れていった。それを眺めながら、スイッチバックで折り返す「白鳥」に乗って八戸に戻り、今回の五能線から津軽半島の岬めぐりは終了する。

▼国土地理院 「地理院地図」
41度0分23.25秒 140度52分58.83秒ほか
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dendenmushi.gif東北地方(2010/07/01 訪問)

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タグ:青森県
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