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639 早崎=石巻市寄磯浜(宮城県)船からの岬めぐりも問題が多い(ついでにネット地図と表示最適化もネ) [岬めぐり]

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 牡鹿半島のほとんどは石巻市になってしまったので、もし仮に陸路が可能だとすれば、女川湾沿いに走ってきた道が山に入り、女川原発の裏手を回り込むあたりで、もう女川町はおしまいである。その東に、トンカチのように張り出している凸凹の多い半島は石巻市で、その北端が早崎となる。
この小さな半島の南部に限って、前網浜、寄磯浜という集落があるのだが、早崎はそこからも遠く山で隔てられている。当然道もないので、船からしか眺めることができない岬である。
 その船も、1日4便運航される「しまなぎ」が、江島へ往来する途中の航路のから、かろうじてという程度になる。あるいは、金華山航路に乗れば、もう少しそばを通ったかも知れぬし、この先の寄磯崎も厚井崎も、金華山の北側の岬も、ちゃんと見えたかも知れん。だが、見えなかったかも知れない。
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 いくつかの経験では、遊覧船の場合はまだしも、高速連絡船の場合はまず船室から外に出られない。したがって、眺めも船室の窓からということになるが、これが極めて限られる。そのうえ、窓が汚かったりすると、もうまったく写真など話にならない。
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 それと、これも前にも書いたが、岬は海の視線から正面をみても、なかなかその姿はわかりづらい。だから、少し遠くても横からのほうがまだそれらしく見えるものなのであるし、航路だとさほど岸に近く走るわけでもない。
 そんなこんなで、海からの船からの岬めぐりも、常に状況に左右され決して好条件でもなく平坦ではない。
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 原発も終末処理場と一緒で、町域のぎりぎりはずれたところが指定席のようになっていて、ここ東北電力では最も古いらしい女川原発でも、町の南の端にある原発までが女川町、そこを過ぎて東が石巻市。早崎の沖付近には、最近何かと話題の海上保安庁の巡視船が浮かんでいる。停まっているのではなく、どうやら原発の沖合を遊弋しているような様子であった。
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 早崎の東側に見える小島は二股島。そこから、さらに平島、江島、足島と続くが、人口100人ほどの江島以外は無人島。これらの島は、みな女川町である。
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 島の周辺はわかめの養殖場があり、島の住民は漁業者がほとんどであろう。小さな島なので、学校もガソリンスタンドも自動販売機もないのだという。島の北の桟橋に船が着くと、事前に島の防災無線で荷物の到着が放送されているので、それを受け取りに島の人が待っていて、荷物の上げ下ろしを行なう。生活必需品のほとんどは、本土からこの船で運んでこなければならない。女川港から14キロほど離れているこの小さな島では、全島民が親戚のように結びつき結束しあっていかなければならない。
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 出島経由便でくると、ここまで約40分はかかる。島の最高点は70メートルほどで、平地はほとんどなく、上下水道やごみ処理などは、出島と同じで、本土に頼っている。
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 ほかにはウミネコなどしかいないこの島で、東京大学地震研究所が津波観測を始めたのは、1941(昭和16)年というから、これにはちょっとびっくりする。恒久的な観測施設が整うのは1960年代になってからというが、気象通報でもおなじみの「女川では…」というのは、ここでの観測によるものだった。
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◆ついにZENRINの一党支配になってしまったネット地図に未来はあるのか
 毎度ウオッチしているネット地図だが、これまで国土地理院以外では参考にできる地図は「エキサイト地図」くらいしかないと、頼りにしてきた。
 ところが、今朝、江島周辺の確認をするため見ると、なんと使えないZENRINソースのYahoo!地図になってしまっている。
 これで、「エキサイト地図」を見ることもなくなった。これでついにネット地図からはまともな「地図」は全滅したといってよい。どうして、こう時代は悪いほうへとひとつに集約されて流れていくのだろう。
 まことに、でんでんむしにとっては悲しいというよりない。これまでの経緯はあちこちに書いていたが、状況もまた変わっていく。一時期Yahoo!地図が改善されてよくなったと思ったら、ZENRINになってしまう。ころころ変わるので、これから先もできるだけよいほうに変わって欲しいと願いつつ、ネット地図について書いてきた。最近までの動きは、539 スボノ口鼻=土佐清水市松尾・足摺岬の項で、エキサイト地図でAlpsMapが復活したことを喜んでいたのだが、短命に終わってしまったわけだ。
 ZENRINソースを使っているYahoo!地図も、実はその地図としての欠陥に気づいたらしい。いつからか、地方に関しては「町」未満の細かい縮尺での地図を表示しないようにしてしまった。これくらいであれば、なんとかアラも目立たないだろうという、苦肉の策というわけか。
 しかし、そのためにというか、Yahoo!地図ではいちばん詳しい地図でも「足摺岬」はどこなのか、まったく表記さえもないという地図になっている。
 そのくせ、土佐清水市街地の地図は、こんなん必要かというほど拡大できて妙に詳しい。つまりは、これこそがこぞってZENRINにひれふす理由なのであろう。
 だが、「住宅地図」と「日本地図」は別のものなのである。それが同じだと思ってしまったところから、ネット地図の悲劇は始まっている。
 住宅地図が必要なら、それはそれ、「日本地図」とは別にすべきである。
 ついでのついでに…。
 昨日からiPhoneで見ると見慣れない画面が出てきていた。So-netブログが、スマートフォン向けに「表示最適化」をしたというのだ。これもねえ、どうなんでしょうね。iPhoneでも、拡大縮小して見ているので、WEBで見るのと同じ画面をそのままのほうがいいのではないか。でんでんむし的には、単なるおまとめニュースのようなものならそれもいいかもしれないが、ブログはこれでも一応のレイアウトをもっているのだから、それを排してまでは「余計なお世話」としか言いようがないようにも思うが…。

▼国土地理院 「地理院地図」
38度24分0.72秒 141度32分5.92秒
hayasakiM.jpg
dendenmushi.gif東北地方(2010/09/19 訪問)

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タグ:地図 宮城県
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