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673 遊木戸崎=熊野市遊木町(三重県)JR紀勢本線新鹿駅付近からしか眺められなかった岬 [岬めぐり]

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 この遊木戸崎が見える新鹿(あたしか)駅も、下車はしないままながら、都合3回も往来することになった。
 そのつど、車窓からの写真がうまく捉えられないかと、デジカメを構えてみた。まあ車窓写真としては、天気も良かったし、窓ガラスもきれいだったし、うまい具合に反射もなかった。しかも“写っていればいい、ひどくブレていなければOK”という程度のゆる〜い基準によっている当ブログの写真では、これなら充分ましであろう。
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 今回の熊野路の岬めぐりは、出だしから計画が崩れてしまったことなどもあって、その後の予定をいくつか変更せざるを得なかった。そのせいもあって、バスと紀勢本線でダイヤの許すかぎり、行ったり来たりを繰り返すことになった。したがって、実際の訪問順に並べると混乱するので、掲載順は地図上の並びによって番号を振り、紀伊長島から南西方向に向けて順にやってきた。
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 遊木(ゆき)町にある遊木戸崎は、遊木町からはほとんど見ることができない。遊木戸崎も人を寄せつけない出っ張りの先にあって、遊木の集落からは2キロ以上も離れていて道もない。新鹿湾沿いに走る311号線を行けば、新鹿町に入った辺りからもう少し近くには寄れるのだが、バスは本数が少なく使えない。対岸も311号線は通っているのだが、これも同じ。
 なんとか1時間に1本は走っているJR紀勢本線で、トンネルとトンネルの間で、遊木戸崎が見えるところを探っていく。
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 写真では、左手奥にあるのが遊木戸崎で、右手手前のは、波田須町との境をなす出っ張りである。
 この付近の熊野古道と紀勢本線と道路の関係は、どこも同じようであり、鉄道や道路はそれぞれトンネルを抜け、熊野古道は山越え・峠越えが続く。こういう形が、紀北町から熊野市にかけて、エンエンと連続しているわけだ。
 二木島と新鹿の間を結ぶ熊野古道は、二木島峠と逢神坂峠のふたつの峠を越えるが、JR線はその下を長い逢神坂トンネルで真っすぐ突き抜ける。
 突き抜けると、川を横切って、海も見えてくるが、そこではまだ遊木戸崎は見えない。すぐにまた短いトンネルがあって、また川があって、新鹿の市街地に入り駅が近づいて、列車がスピードを落とす頃、この岬が町の家並みの向うによく見えるのである。
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 それも、市街地に入ると建物が邪魔をするので、普通は展望が利かなくなるのだが、ここは線路が20〜30メートルの高いところを走っているおかげなのである。車窓から見えるのはここでだけで、駅から向きが変わり、またトンネルになってしまう。
 これも、3度も行き来したおかげで、そういう状況をよく認識することができ、何枚もの車窓写真が撮れた、というわけだ。
 でんでんむしの岬めぐりでは、一期一会を基本としている。お天気が良かろうが悪かろうが、そのときの状況が恵まれようが恵まれまいが、すべてそれがその岬とのふれあい方のすべてである。そういう考え方でやってきたし、これからもそうである。
 また、交通不便の海岸線で、しかもさほどに特徴のない岬、行こうとしても道がない岬などは、車窓からの確認で充分としている。そういう場合でも、たいていは上りか下りかの一方向だけ、一回きりになってしまう。写真撮り直しのための再訪も、ついでがある場合以外原則としてはしない。
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 ここのように、二日にわたって時間がずれて、日の影が異なる写真が混在することも滅多にない。
 新鹿駅と町の下には、三日月形(そう見えたのだが、地形図ではほぼ直線に近い砂浜)に湾曲するきれいな砂浜の海水浴場がある。夏場は特急も臨時停車するというここは、鉄道写真マニアにとっての、ポイントでもあるようだ。美しい砂浜と海をバックに走る「ワイドビュー南紀」などの写真があったら、それはここで撮影されたものかもしれない。
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 先に尾鷲のところで紹介した、トンネル工事が進んでいる熊野尾鷲道路ができると、この周辺に賀田IC、新鹿IC、大泊ICといくつものインターチェンジができる。でこぼこ半島のあちこちへ行くのに、311号線をぐねぐねと回り道をしなくてもよくなり、自動車でのアクセスは、いまよりよくなるのだろうか。バスは連絡するのだろうか。
 次の駅である波田須のトンネル付近からも、チラリとだけ遊木戸崎は、岬の先に浮かぶ岩島を従えた姿を見せていた。
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▼国土地理院 「地理院地図」
33度54分47.84秒 136度10分18.26秒
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dendenmushi.gif東海地方(2011/04/13〜14 訪問)

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タグ:三重県
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コメント 3

okin-02

暑中お見舞い申し上げます
暑い折り、熱射病や脱水症状に気をつけてこの夏を・・・
訪問 nice!有難う御座います。
by okin-02 (2011-07-27 14:08) 

ナツパパ

岬に守られて穏やかな湾内なのでしょうね、きっと。
そこにこの白砂の浜辺...素晴らしいですねえ。
ちょうど今頃から、大勢の子どもたちで賑わうんでしょうねえ。
by ナツパパ (2011-07-27 22:44) 

dendenmushi

@こういう入江や小さな湾の風景は、日本中どこへ行っても海岸であれば同じようなものです。
 だけど、砂浜があるかないか、は違いを生む重要な要素ですね。

 北海道から帰ってきて以来、あまり暑い日を感じないまま、7月が終わろうとしています。
 この頃は、もっぱら熱中症とかいって、「日射病」という言葉は聞かなくなりましたね。
by dendenmushi (2011-07-30 05:52) 

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