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697 カスペノ岬・ビンノ岬=岩内郡岩内町字敷島内(北海道)簡単なようでいて案外むつかしい岬めぐり [岬めぐり]

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 でんでんむしの岬めぐりは、原則として公共交通機関を利用して行ない、それが制約であると同時に特色として考えている。初めて乗って走るバス路線で、あらかじめ頭に入れておいた地図とメモで、くまなく岬を視認して写真に残すという作業は、一見どーってことない簡単そうに思えるが、実は結構むずかしい。たとえ、バスの前を妙にノロノロと走っている(あるいは、遵法精神に富んだドライバーが、制限速度を守っているのか)車があったとしても…。
 バスからの眺めを重視する場合、重要なのは、バスの最前列の座席を確保すること。これが、まず必要なのだが、これもいつもうまくいくとは限らない。
 なぜ、前でなければならないか。それは、フロントガラスがバスの窓ではいちばんきれいなこと、横だと景色が流れるのが早い。
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 695 セバチ鼻の項目に続いて、カスペノ岬・ビンノ岬でも、岬自体の視認確認がうまくいかないという結果になってしまった。
 やはり、この寿都から岩内、岩内から神威岬の路線のように、途中下車ができないところでは、一度きりではなく、もう一度逆方向からのバスに乗って往復してみる必要がありそうだ。
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 今回の、北海道シリーズでは、地図をMacBook Air で間に合わせようと考えてみたが、これもいちいち取り出したりするのが、わずらわしい。やはり国土地理院の地図は、前のようにプリントしていつも手元におくほうが、望ましいかもしれない。とりあえず、次回はこんどはiPad にPDFファイルにして入れておくのはどうか、もう一度ペーパーレスを試してみようと思っている。
 そんな面倒なことをしなくても、iPadで直接、電子国土ポータルを開いて見ればいいじゃないかと、誰でも思うだろう。ところが、これだけはどうやってもiPad上では挙動不審で、まったく使い物にならない。いつまでたってもちゃんとならないので、国土地理院にはiPadを購入してテストするような予算がないらしい。今度は、遅ればせのSonyの新しいタブレットではどうか、試してみる必要もある。
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 だが、基本的には、バスに乗っている間は、とことん車窓を眺めているべきだろう。その場で地図を眺めたり、コンピュータをいじったりしていては、もったいないし、そんなことをしている間に肝心の岬を見逃してしまうかもしれない。
 その景色をとっくりと楽しみながら、備忘的にカメラでメモを残しておく。それがたいせつなのだろうと思う。
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 カスペノ岬は、逆方向から見れば、トンネル間の道路も海岸すれすれなので、どうにか見逃すことはあるまいが、ビンノ岬のほうは、トンネルが連続しているので、逆からでもそのわずかな切れ目から、運良くうまく見えるかどうか、それもやってみないとわからない。案外に障害物があったり、そのときの状況が悪いということが多い。
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 走るバスの中で、その場でリアルタイムで現在位置や景色の中からめざす岬を特定するのは、できないことも多い。GPSも対応地図がおそまつで、岬名などほとんど出ないので、とにかく写真に記録メモを残しながら、場合によっては帰ってきた後で、その写真の撮影時刻の記録と、バスダイヤを照らし合わせて、これがそうだと、やっと特定できるということも、ままあるのである。
 カスペノ岬はカスペノトンネルで過ぎてしまい、弁慶トンネルと雷電トンネルと、長いトンネルが続く間に、ビンノ岬も過ぎてしまう。
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 雷電トンネルを過ぎ、鳴神トンネルを最後に、長いトンネル地帯が終わると、敷島内も山が終り、平地と民家が現われ、間もなくニセコバスは市街地に入り、岩内バスターミナルに到着した。
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 ターミナルの隣に道の駅があり、ちょうどなにやらイベントを開催していた。次の中央バスの神威岬行きが出るまでの間に、広場に面した喫茶軽食屋さんで、ひさしぶりにコーヒーを飲み、昼食をとることができた。が、少ないメニューから選んだスパゲッティが運ばれてくるまで時間がかかり、バスの時刻が気になった。
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 岩内町は東隣の共和町ほどには知られていないのかもしれない。北海道のバス路線では、共和を経由する長距離バスが多いようだからだ。札幌や小樽と函館を結ぶ路線は、共和か倶知安を通らなければならない。
 その幹線道路からはずれ、函館本線も通っていない岩内町は、おもしろい三角形に近い形をしている。南側は雷電山・目国内岳が壁をつくり、北西は海岸線が斜めに走り、東側は山から市街地まで、ほぼ真っすぐな直線で、境界線が引かれている。
 その共和との間の直線の境界線は、港を取り込みながら岩内市街地のぎりぎりをかすめている。
 寿都町とよく似ていて、ここもかつては共和町の函館本線小沢駅から岩内線という国鉄の地方路線が走っていたのだが、国鉄再建法による合理化で、1985(昭和60)年に廃止されている。廃止された駅の跡地がバスのターミナルになることが多いので、ここもそうなのだろう。
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 バスターミナルに戻ると、神威岬行きのバスが待っていた。このバスは、運転席が低くなった観光バスタイプである。さすが、使っている車両も観光地路線になると違う。
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 お祭りの提灯がぶらさがる岩内を過ぎ、共和町を抜けると、いよいよ泊村である。そこは先には、経産省出身の女性北海道知事が再稼働を容認した、原発があるところである。

▼国土地理院 「地理院地図」
42度55分40.94秒 140度24分12.73秒 42度57分26.57秒 140度27分2.67秒
raidenkasupenoM.jpgbinnomM.jpg
dendenmushi.gif北海道地方(2011/07/17 訪問)

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コメント 4

ナツパパ

こうやってトンネルが整備されると、交通には便利なんですが、
見晴らしの転では今ひとつになりますね。
「岬めぐり」という曲のバスはそうじゃなかったけどなあ。
by ナツパパ (2011-09-23 16:35) 

ぱぱくま

岬めぐりの写真も色んなご苦労があるのですね。
バスに乗る時は一番前にかぶりつくのは僕も好きです。
地図を見てもトンネルの多さが・・ちょっと残念!
by ぱぱくま (2011-09-24 11:54) 

dendenmushi

@トンネルが多いと、車窓の楽しみはずいぶんなくなってしまいますけどね。
 でも、ここぐらい多く長いと、それぞれのトンネルもまたおもしろくなってきなす。
by dendenmushi (2011-09-26 06:44) 

dendenmushi

@一番前のかぶりつきのことは、書くのを忘れていたので、岬めぐりの苦労のひとつとして、補筆しました。
 最近というか、バス車両もいろんなタイプがあって、一番前が荷物置き場になっていたり、優先席になっているのが増えてきて…。

 この後、もっとすごいトンネルネタ、でてきますので、ナツパパさんも、ぱぱくまさんも、お楽しみに。
by dendenmushi (2011-09-26 06:49) 

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