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713 黄金岬=積丹郡積丹町大字美国町(北海道)断層の崖の端に飛び出している岬の上に登ったほうが… [岬めぐり]

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 美国(びくに)は、神恵内村との境界となる分水嶺(最高点1,145メートルのポンネアンチシ山)を水源とする美国川と、東側を長々と断層のような崖で構成された黄金岬を先端とする尾根の間に挟まれている。
 素人目には、本当に断層なのかどうかも、どこからどこまでなのかも計り難いが、延々4〜5キロに渡って、川に沿ったほぼ直線の堤防のような尾根とその横腹が屏風のように横たわっている。黄金岬は、その先っちょの300メートルが棒状になって飛び出しているところ。
 中央バスが229号線に入る少し前くらいから、やっと陽射しが差し始めた。弁慶岬以来の太陽だが、美国に来てこの北海道シリーズでは初めての本格的な「晴れ」といえるお天気になった。
 バスは、積丹町役場前のバスターミナルに着いたが、コインロッカーのようなものもなにもないので、そのまま港のほうに向けて歩き始めた。
 後から考えれば、これが間違いだったのかもしれない
 ただ、初めての土地での行動というのは、いろんなことに制約されて、思うようにならないことが多い。この場合も、荷物を預けられなかったことが、無意識のうちに黄金岬への50メートルの山登りを敬遠させ、より楽な遊覧船のほうについついなんとなく気分が流れてしまったのだ。
 ところが、港にきてみると遊覧船はどこにもいない。不定期航路というのは、個人の一人旅ではなかなかタイミングが合わないものだ。団体やグループでもいればそれに便乗して…ということもあるが、それも滅多にない。
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 その船に乗れば、ビヤノ岬へも行けたはずなのだが、乗り場には船の代わりに観光バスが一台停まっていて、周囲に「熱烈歓迎」の赤い幟がはためいていて、その脇で中国人観光客のグループが写真など撮ったりしている。彼らも船を待っているのかと思えば、しばらくしてバスは行ってしまった。いったい、彼らはここでなにをしていたのだろう。やはり、遊覧船に乗るつもりで来てみたけど船がいないので帰ったのだろうか。
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 黄金岬は、断崖の横腹を長々と見せて、漁港の防波堤の役目も果たしているので、その途中から港湾施設の一部や堤防がくっついている。
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 その先にあるのが、宝島。港から見る角度によっては、かなりくっついているように見えるが、黄金岬と宝島は、300メートルほど離れている。
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 港を守る防波堤が、新しく補修されたのか、白く目立っているところがあって、そこが黄金岬と宝島の間からくる大波を警戒しているように見える角度もあるが、もちろん外海に向いている。
 前から不思議に思っていた素人のギモンだが、こういう部分的な防波堤は、果たしてどんな役に立っているのだろうか。もちろん防波堤が役に立っていることは素人でもわかるが、どれほど効果的なのだろうか。
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 全国どこへ行っても漁港はくまなくあり、そのほとんどすべてに防波堤はあり、それも常に予算をかけて拡充整備の工事が行なわれている。あまり目立ってはいないし注目されることもないが、道路に匹敵するくらいのものだという説もある。
 少なくとも台風などの高波を、一時的に押さえたり弱めたりして、港内の漁船や施設を守ることはできるかもしれないが、津波などの場合には役には立たないだろう。防波堤を乗り越えて押し寄せる映像を見てからは、よけいにその思いは強くなる。“日本一の防波堤”も先の津波は乗り越えてきたので、さらにそれより高い防波堤を新たに造るとも聞いたが、それが果たして効果的な策なのだろうか…。
 ほんとうに外海からくる波を受け止め防ぐには、切れ目があっては役に立たないだろう。だが、そんな防波堤はつくれないはずだ。素人のギモンは、つきることがない。
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 港の防波堤の端からでも、黄金岬や宝島の姿はきれいに見えるのだが、どうもこの防波堤が邪魔である。でも、防災上からはそんなことも言えない。
 やはり、バスを降りたところですぐ遊覧船プランは放棄して、迷わず、荷物があろうとそれを担いで黄金岬へ登ってみたほうがよかったかもしれない。
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 でも、この岬の様子だと、木々が高く茂っているので、果たしてうまく展望は利くのだろうかと、思ってみたりする。
 それに、後から気づいたのだが、岬の付け根のトンネルを越えていけば、黄金岬の西側に出ることができる、そうすれば船に乗らなくもビヤノ岬は見えたのだ。両方行ってみればよかったのだろうが、そこまで事前の計画で予測できないのが、なかなか悩ましいところなのだ。

▼国土地理院 「地理院地図」
43度18分9.98秒 140度36分4.80秒
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dendenmushi.gif北海道地方(2011/07/18 訪問)

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タグ:北海道
きた!みた!印(30)  コメント(4)  トラックバック(0) 
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きた!みた!印 30

コメント 4

花乃子

私事ですが、このたび
ブログをお休みすることにいたしました。
大変お世話になり感謝しております。
今までご訪問いただき、ありがとうございました。
by 花乃子 (2011-10-31 09:48) 

ナツパパ

しっかりとした岬に守られて安全な港に見えます。
でも、北前船はここまでこなかったのだろうなあ。
by ナツパパ (2011-11-01 15:09) 

dendenmushi

@花乃子さん、長い間のブログ、おつかれさませした。
by dendenmushi (2011-11-02 07:34) 

dendenmushi

@そうか、そういえば北前船のことはここらでは情報として出てきませんでしたかねえ。
 やはりここらまでは北に深く入りすぎるし…。それでも、寿都くらいまではあったのかもしれませんね。?
by dendenmushi (2011-11-02 07:38) 

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