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760 ムロノキ鼻=日高郡日高町大字志賀(和歌山県)入江の対岸から眺めるサクラ並木があるという岬 [岬めぐり]

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 日高町のムロノキ鼻は、今回の計画では港を挟んで対岸の由良町から眺めるだけになる。
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 由良港の岸壁近くから見ると、左手にセメント会社のタンクがあるが、その向こう側が境界である。そこを越えると隣の日高町で、大井、柏、小杭と、飛び飛びに小さなでこぼこにに区切られた集落が続く。柏と小杭の間に140メートルの高坪山があり、その中腹を道路が巻いている。
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 その下が、地図で見ると三本の岩磯がフォークのように突き出しているムロノキ鼻で、この付近の道路には、サクラの並木があると、日高町のイラストマップにはあった。その花の散る頃に、その道を歩いてみたいものだ。
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 市町村の区画、境界の区切り方も、岬めぐりで日本の海岸線をめぐり歩くおもしろ注目ポイントのひとつにしている。そこにも、いろんな見方、おもしろがり方があるのだが、和歌山県では比較的海に近いのに海がない町というのがある。
 そもそも和歌山県は、海岸線の長い県で、9市6郡20町1村ある。そのうち、紀の川上流域と高野山付近と北山村を除けば、あとはみな海岸をもっているか、そこに限りなく近い。それらの多くは、山から海に向かって、市域町域を展開してして、紀勢本線と国道42号線を取り込んでいて、町には必ずひとつは鉄道の駅をもっている。
 たとえば、湯浅町のように、広川町のように、由良町のように、そして日高町のように…。
 ついでにいうと、海にごく近いにもかかわらず海がない町は、有田川町、日高川町、上富田町、古座川町があげられる。
 海のない市町村は、全国にたくさんあるが、あとちょっと、ほんの数キロで海岸に出られないというのは、やはりそこにはいろいろなワケやいきさつがあったに違いない。
 それが、自然地形の影響によるもので、これではいかんともしがたいなあと思わせる類例は、北海道の692 イコリ岬=虻田郡豊浦町字礼文華 の項で紹介したことがある。ここのは、250メートルだったが、和歌山のは数キロ。
 日高川町と日高町は、山の中で境を接しているが、平地では間に御坊市域が挟まっていて、いっしょになれない。日高町でただひとつのJR紀勢本線の紀伊内原駅は、御坊市の御坊駅からほんの少し離れているだけで、その駅前近くに町役場はある。山も奥が深いが、由良港に面した大井から日ノ御崎に至るまで、広く長く入り組んだ海岸線が続いている。
 江戸時代には、現在の日高町域には、独立した20ヶ村浦があったと、町のホームページではいうが、確かにでこぼこの海岸線にいくつもの浦があり、それぞれに独立した集落を営んでいたという説明が、非常によく理解できる。ここは、そんなところなのである。

▼国土地理院 「地理院地図」
33度56分54.87秒 135度5分23.74秒
murohoukuiM.jpg
dendenmushi.gif近畿地方(2011/10/04 訪問)

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