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910 黒崎=赤穂市坂越(兵庫県)赤穂の黒崎はアースの本拠でもありもちろんあの忠臣蔵の赤穂だが今回は乗継ぎで通過して [岬めぐり]

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 おそらく、相生や赤穂が意識にある人でも、坂越がどこにあるか意識している人は少ないだろう。ましてや、その湾の西の端にある黒崎という岬のことなど、まったく気にもとめないだろう。だが、アース製薬の人なら、あるいは知っている、というかもしれない。工場の目の前にある岬なのだから…。
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 この付近の風景には不釣合いのような、大きなマンションが建っている、その先が黒崎なのだが、実はこれも鰯浜からの釜崎のように、岬の横っ腹しか見ていない。坂越のテラスをだいぶ北東寄りに走ってみたのだが、やはり事情はあまり変わらない。これも、バスで小島まで行くコースを選んでいれば、車窓から黒崎の先端も見えたかもしれなかったのだが…。
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 国土地理院の電子国土地図では、これも地域にもよるのか、基本的に工場の名前などは表記していないところも多い。だから相生のIHIも何も表示していなかったのかと思ったが、ここには「アース製薬工場」と明記してある。
 その工場らしきものは、この黒崎の奥にあって影に隠れている。そこまで行くバス路線もあるらしいので、通勤する人もかなりあるのだろう。「ごきぶりホイホイ」や「アースノーマット」のほうがとおりがよくなっているが、キンチョウやフマキラーと勢力を分けるアースが、ここに工場を構えるのは、自然の成り行きであったろう。現在は大塚製薬の傘下に入っているが、明治中期の創業時に使っていた商標が「地球印」だったとのことで、それが「アース」の語源だったのか。そして、坂越のこの工場は、明治後期以来、実質的にアース製薬の本拠地であり、唯一の国内生産拠点であり続けている。
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 ここまで書くなら、工場が見えるところまで行きたかったね。となると、やっぱりバスで小島まで往復するコースを選ぶべきだったか…。
 瀬戸内海の東部の島々では、除虫菊の栽培も盛んなのだ。相生湾と坂越湾の南に浮かぶ家島諸島がぼんやりと霞んでいるが、小豆島も間もなく視界に入ってくるだろう。
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 再び、坂越トンネルを抜けて、来た道を坂越駅まで戻る。
 坂越トンネルを出て、渡る橋は坂越橋で、渡る川は千種(ちくさ。ここでは濁らない)川。川幅も水量もあるきれいな川は、赤穂市街地に流れ下る。
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 赤穂といえば、もちろん赤穂浪士と忠臣蔵だが、問題の事件を起こす浅野家の、本家は広島である。広島の浅野本家は、明治維新まで続いた。確か、内匠頭の奥方阿久里(後の瑤泉院=ようぜんいん。これも「ぜい」ではないらしい)は、広島三次から嫁いできているはずだ。この浅野家のそもそもは、木下藤吉郎に嫁したねねさんの実家なのだ。
 そして、直接関係ないことながら、赤穂と広島の町は、瀬戸内海に向かって流れる、千種川と太田川の扇状地に開けた城下町である、という点では似ている。
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 千種川は、東から南西方向に向いて流れ、その左岸の突端に、御崎という岬がある。ここは、 049 御崎=赤穂(兵庫県) で取り上げている。
 赤穂には、御崎と並んでもうひとつ松ノ鼻というのがあるのだが、ここでまたコース取りと選択の問題が出てくる。赤穂の扇状地の先端にある岬へはバスの便も悪いので、タクシーを飛ばして行くしかない。次の岬がある天和まで行って、そこから遠望で眺めることにするか。
 迷い考えた末に、コンクリートで固めた扇状地の先端へは、わざに行くまでもないとの結論になった。
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 では、坂越駅まで戻って、赤穂では、大石内蔵助の銅像もある駅の外に出ずに、ホームで乗り継いで、天和駅まで行くことにしよう。
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 千種川の下流左岸に、おむすび型の山が見える。ここは尾崎で、尾崎は南の御崎まで、広がっている。尾崎と御崎…。なにか関連もありそうだが、どうなんだろう。
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 坂越の駅の裏にたつ山も、なんとなく山陽路へ来た感を漂わせているが、まだここは山陽路というよりも、播磨路というべきだろう。

▼国土地理院 電子国土ポータル(Web.NEXT)
34.756151, 134.432051
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dendenmushi.gif近畿地方(2013/02/05訪問)

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タグ:歴史 兵庫県
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