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945 松崎(潮吹崎)=大島町泉津(東京都)松の岬の近くには波が岩に打ち付けられて高く吹き上げられている [岬めぐり]

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 泉津(せんづ)という地域も、大島の東海岸で非常に大きな面積を占めている。岡田港の東から都立大島公園を経て差木地までの海岸線と、三原山の山頂から東の山麓一帯の、いわゆる“砂漠”と呼ばれる地域のほとんどをおさめ、大島温泉ホテル付近まで、そのすべてが泉津である。
 人々が暮らす中心は、万根岬の南東側、港の周辺だけだが、その少し東寄りに松の生えた松崎(まっつぁき)がある。国土地理院の地図では、その松崎の西に隣り合って、「潮吹」という表示がある。
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 これは、ほかにもこの近くでは伊豆半島は伊東の汐吹崎など、いくつか同様の例を見ることができるが、岩場に波が打ち寄せるとき、高く潮を噴き上げたようになる場所であることを示している。
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 海岸の岩場ならどこでも見られるようにも思うが、実はこれにも潮波の寄せ方とそれを受け止める岩の形によって、それが名前に残るほど頻繁に高く大きく潮が吹く場所となると、限定されてしまうだろう。
 前々項「943 勝崎」のところで、最近ではまめに岬の名を表示するようになったらしいと書いたZENRINソースのネット地図だが、全面的におのれの地図製作への取り組み姿勢を改心したというわけでもなさそうで、ここでは松崎を無視して、その位置に“潮吹崎”と独自の表記をして相変わらず我が道を行っている。
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 松崎と潮吹の岩場のある位置は、120メートルくらいずれて離れているのだが、そんなことはたいした問題ではないらしい。
 ま、ここが「松崎」ではなく、“潮吹崎”というべきそれなりの根拠があるなら、堂々と国土地理院に異議を立てて、教えてもらいたいものだが…。
 もっとも、国土地理院のネット地図「電子国土」のデータも、なかなか更新が追いつかないようで、古いままのデータが多く、全面的に無条件に信用できるわけでもない。
 泉津の集落からちょっとはずれかけた付近で、国土地理院の地図の道は、一部が細くなって、点線で示してあるところもある。ここも、現在ではきれいな大きな道と橋が開通している。椿トンネルの付近だけは、旧道のままで残されているようだが、大島公園までの道は、全体にきれいに広く整備されている。
 国土地理院では、松崎と潮吹の南側を走る道路に、真田六文銭のように丸が道の両脇に六個並んでいるが、これが椿トンネルの表示であろう。
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 大島の観光案内では必ず出てくる椿トンネルは、ほんの100メートルくらいしかないので、写真を撮ろうと思ったときにはもう過ぎている。おまけに暗いので心霊写真のような車内の映り込みは避けられない。樹もだいぶ老木になっている。
 椿トンネルの北側、岩場の海岸の上に、点線が長々とつけられていて、その距離は南のフノウの滝まで、大島公園と行者海岸トンネルという不安そうなトンネルを含めておよそ7キロにも及ぶ。
 大島観光マップでは、この点線に“海浜植物群生海岸遊歩道”と表記されている。また、泉津の橋の袂に立てられた案内図も、遊歩道へ誘っている。
 大島の東海岸は、岩場が連続するが、この遊歩道の途中にある岬は、行者窟を越えた長根岬しかない。とてもそこまでは歩いて行けそうにないが、松崎付近までくらいならと、誰も歩かないような、雨水の通り道のような道を降りてきた。
 ところが、どっこい。
 これが「遊歩道」なんぞというような名はとんでもない。踏み跡も定かでないほど草木の茂る細いでこぼこで、おまけにところどころ崩れて遮断されている。とてもとても、遊歩にほど遠い、なまやさしい道ではなかった。
 途中で先へ進むのはあきらめ、松崎と潮吹も、逆光の北側から眺めるのみになった。
matsuzaki09.jpg

▼国土地理院 電子国土ポータル(Web.NEXT)
34.781493, 139.422183
matsuzakiM.jpg
dendenmushi.gif関東地方(2013/03/22訪問)

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タグ:東京都
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