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1444 蛇ノ鼻岬=知内町字小谷石(北海道)道南一帯に路線網が広がるダイヤの見にくい函館バスでなかなか行けなかった岬へ [岬めぐり]

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 なかなか行けなかった岬というのは、北隣りの木古内町と同じ上磯郡の知内(しりうち)町にある岬である。知内町へ行くにはまず、木古内から小谷石行きのバスに乗る。ここも函館バスの路線バスが走ってはいるのだが、この運行時刻がやたらヘンテコで不便にできている。
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 終点の小谷石からの折り返し便の函館行きが13:31で終わってしまうからだ。これが、以前からまったく改善されていないのは、とにかく“小谷石への日帰りは許さない、必ず一泊しろ”という強い意思が働いているともとれる。 
 今回は通りすがりのついでではなく、2日とってこの知内町とその先の松前郡福島町の岬をカバーすることにしたが、小谷石には泊まらない。
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 とにかく、この路線で往復することが可能なのは、1日1本だけしかない。木古内12:35発のバスで、これが小谷石に着くのは…。函館バスの時刻表を見ても…??。 バス停の表記はいたしかたないとしても、サイトではちゃんとわかるようにしてほしい。
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 函館バスのサイトが見づらいことは、前にも書いたことがあるような気もするが、それからサイトはリニューアルされている。だが、肝心のところは変わっていない。 
 函館バスの時刻表のナニがいけないのかというと、たとえば前記の例で言えば、利用者の関心事は木古内12:35発のバスに乗れば、自分の目的のバス停には何時に着くのだろうかということのはずだが、それがまったくわからない。示されている時刻表は、バス停にあるのと同じ発時刻だけ。実はこういうサイトはここだけではなく、ほかの地域でも結構多い。
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 エリア全体と個々の路線の位置やつながりがわかる、路線図を用意していないのも問題である。函館バスとこのサイトの設計者に言わせれば、それはマップがあるし、到着時刻はそのバス停のマークをクリックするとわかるはずだというのだろう。だが、その情報を得るためにはページを移動して何度もクリックをしなければ出てこない。それは、決して利用者の目的にかなう方法とは言えない。
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 マップでバス停を示すというのは、一見進化した方法のようにも思えるが、Googleのマップにバス停を載っけたものなのでか、重くて遅くて操作性が悪くいらいらしてしまう。
 基本的にバス会社は独占事業で、ここ道南ではほとんど函館バスオンリーなので、毎度道南でバスで計画するときにはユーウツになる。それには、ひとつには函館バスの営業エリアが広すぎて、きめ細かな対応ができないという事情があるのではないか。
 全国的にみても、バス会社の営業エリアは市町村単位プラスアルファ程度の地域の細切れになっているのが普通で、函館バスほど広範囲(長万部以南、渡島半島・松前半島・亀田半島の全域にわたる)に路線網が及ぶのはあまり例がないのではなかろうか。
 なぜそうなったか。それにも理由がある。終戦前の1944(昭和19)年のバス事業統合によって、道南で14社もあったバス会社が統合され函館乗合自動車株式会社をつくった。これがそのまま函館バスの前身となったからだ。
 その函館バスが木古内から南に向かうと、やがて蛇ノ鼻岬は遠くに見えてくる。松前半島の先端をくるりと回る国道228号線は、知内から海岸を離れて山に入るのだが、その手前の海岸線を走るところからの眺めが、いちばん岬らしく見えた。
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 段々になった尾根の出っ張りがおもしろい岬だが、150メートルから下が50メートルごとに段差がついたようになっている。これがこんなふうに見えるのは、北からの遠望のみで、涌元の漁港が近づくとそれは見えない。
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 だが、海岸の際を走る道路からは50メートルくらいの断崖が切り立っており、それはこの蛇ノ鼻岬から1キロ弱ほど南へ続いている。
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 知内の町を抜けると発電所があり、涌元の港へ向かう道筋には、神社の秋祭りを知らせる幟が立っていた。
 祭り。そうだ祭りだ「まつり」だ…。北島三郎は、函館の歌で世にアピールしたし記念館も函館にあるので、函館出身だと思っている人も多かろうが、ここ知内町の出身である。
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 知内から南に伸びる道道531号線の道路脇には、“シカ飛び出し注意!”の看板もあった。どういう事情かはわからないが、松前・矢越道立自然公園内である小谷石の山中にエゾシカ9頭(牡3、牝6)を放したのは、1964年(昭和39)年のこと、と町の記録にはある。
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▼国土地理院 「地理院地図」
41度33分33.03秒 140度26分11.11秒
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dendenmushi.gif北海道地方(2016/09/05 訪問)

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タグ:北海道
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