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番外:旧JR江差線=檜山郡上ノ国町・上磯郡木古内町(北海道)渡島半島の西岸を船で下って松前半島をバスで横断する [岬めぐり]

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 尾花岬や帆越岬があるところは、久遠郡せたな町であったが、そこから南に向かって海岸線を下って行くと、二海郡八雲町があり、爾志郡乙部町を通って、爾志郡乙部町に入り、檜山郡江差町に至る。
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 この海岸にある岬は、いちおう網羅していて、小歌岬から相泊岬まで計14 の岬(12項目)を数える。奥尻島の北部からこれを眺めると、ほとんど霞んでしまううえに、岬の判別などまったくできないが、いちおうリストだけはあげておこう。
 
 
 前項の終わりに朝焼けのなかにある対岸の北海道本島の写真をあげていたが、これは奥尻小学校前の民宿の窓から早朝に撮った。奥尻島の岬めぐりは、当初計画とはだいぶ違う形で早めに終了したので、翌日の朝いちばんの江差行きフェリーに乗ることにした。台風が接近しているのと、道南の天気予報では雨になると予想されていたので、早く北海道本島へ引き返しておいたほうがよかろうという判断だった。
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 早朝にもかかわらず、朝食も出してもらいフェリー乗り場まで送ってもらい、再び“アヴローラおくしり”に乗り、鍋釣岩に別れを告げる。
 フェリーからなんとかこれら渡島(おしま)半島西海岸の岬を、確認できるかと思ったが、これはまったくダメ。さっぱり見分けがつかないので、早々にあきらめた。06:50に奥尻港を出ると、09:00に江差港に着く。
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 江差港に戻ると、来たときと同じルートで木古内行きのバスに乗りたいのだが、これがまた連絡が悪く、次の木古内行きは10:45まで待たないといけない。
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 午前中なのでニシンそばの店も開いていないし、もう何度か歩いた江差の町をまたふらついて時間を待つ。このバス路線は、かつてあったJR江差線の代替ということで始まった、函館バスの路線である。そう函館バスの営業路線の範囲は、完全に“函館”の範疇を越えて、渡島半島・松前半島・亀田半島に広がっている。 
 JR江差線が走っていたのは、平成26年5月までで、当初は鉄道の代替ということで木古内駅前と江差駅の裏に当たる函館バスの江差ターミナルを結んで走り出した。
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 だが、その後は江差町内の路線が延長され、現在では江差町の北部にある高校や病院から、姥神のフェリー乗り場とターミナルを経由し、上ノ国から海岸を離れて山に入り、峠を越えて松前半島東海岸の木古内まで行く。このバスが通る道からは、昔の江差駅の様子はわからないが、ここの在りし日の様子は、昔のブログの項目から拾い出せる。函館バスが走らせているこの路線のバスは、小型というのか中型というのか、よくわからないバスで日立かどこかの車両であったと思う。確かめようとしたが、どこにも車両製造のプレート掲示がない。
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 実はこの同タイプのバスは、全国でコミュニティバスなどとしてたくさん走っている。東京は中央区の江戸バスもこの車両を使っているし、でんでんむしの町を走っている京急バスもこのバスを採用したが、一台で座れる人数は11人だけだ。ただ座席のおき方にはいりいろな配置がある。シェアは全国各地でどんどん伸ばしているようだが、個人的にはこのバスはあまり好きではない。ムリに低床にだけこだわった設計になっているのでムダが多く、座席数が少ないし、運転席がやたらに高いので、天井も窓も高くなんだか妙にバランスが悪いバスなのだ。
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 おまけに函館バスのこの路線で使っているバスは、ラッピングで窓をほとんど覆っているので、景色がほとんど見えない。
 江差ターミナルと言っても、単なる車庫のようなところに、小さな待合室がくっついているだけだが、そこを出てしばらく走ると、檜山郡上ノ国(かみのくに)町に入る。
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 上ノ国からは天ノ川の流域に沿って、道道5号線を南東に進み、徐々に高度を上げていく。途中では、道路のそばに旧江差線の線路跡や鉄橋があるのが見える。
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 湯ノ岱という温泉があるところでは、旧湯ノ岱駅の前に停まって、一休みする。なにしろ、始発から終点までの所要時間は1時間50分にもなるので、トイレ休憩の意味もあるのだろう。
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 ここと神明のところでは、旧駅の前にバス停があり、そこには旧駅の建物やプラットホームなどの跡が残っていて、赤く錆びたレールもそのままだ。
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 また、別のところでは沢に架かっていた鉄橋や線路の石積みを取り除く工事も行なわれていたから、旧鉄道の廃線跡は徐々に取り除かれているところなのだろうか。
 松前半島の分水嶺は、中央よりも東寄り斜めに連なるが、高度はそう高くはない。上ノ国町から木古内町へ変わる境界線は、標高200メートルの吉堀隧道で越える。
 峠を越えると、木古内川に沿って一気に南東へ下りながら、谷の幅がどんどん広くなり、やがて新幹線の高架が見えてくる。
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 全線区で赤字が続いているJR北海道は、すでに留萌線の留萌=増毛間の廃止を決めているが、さらに2016年秋には利用者が少なく維持が難しい線区をまとめて示すという。輸送密度の極端に低い線区としてあげられているのは、札沼線(北海道医療大学=新十津川)や石勝線(新夕張=夕張)、根室線(富良野=新得)などである。
 留萌=増毛も岬めぐりの計画で、検討はしていたが、とにかく本数が少ないので使えない。利用者が少ないので採算が取れない、合理化のため本数を減らす、ますます使いにくくなって廃線…という構図は、本土でも北海道でも変わらない。 

▼国土地理院 「地理院地図」
41度42分49.69秒 140度18分29.75秒
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dendenmushi.gif北海道地方(2016/09/05 訪問)

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タグ:北海道
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