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1452 観音鼻=横須賀市佐島一丁目(神奈川県)三浦半島の落穂ひろいと半島南部を主に占める三崎層はここ佐島から始まる [岬めぐり]

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 三浦半島はいわば地元なので、岬めぐりを本格的に全国展開する決心をしたときに、まず足元からと始めた経緯がある。その手始めいや足始めが「054 観音崎」(2006/12/01 再訪)だった。しかし、それから数えてももう10年を経過している。
 先日、地質関係でひさしぶりに三浦半島の地理院地図をつぶさに辿ってみていたら、前には項目にあげていなかったところが数か所あることがわかった。前に見落としていたという可能性は低いので、その後地理院地図に岬名が加えられたのだろう。
 加えて、地理院地図にはないが、そう呼ばれているという名前が判明したものもあったので、それらをまとめて、“三浦半島の岬・落穂ひろい”に出かけることにした。
 「観音崎」から始めた第一期についで、第二期三浦半島は「観音鼻」から。この間、およそ10年間で1450項の岬をめぐってきた勘定になる。
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 JR横須賀線の逗子駅前の2番のバス停からは、三浦半島西海岸のうち北部へ行く京浜急行のバス路線が数本ある。そのなかに「湘南佐島なぎさの丘」行きの直行便というのがあるので、それに乗って終点まで行く。
 三浦半島は、赤い電車とバスも京浜急行(正式社名は「京浜急行電鉄株式会社」で略称は「京急電鉄」と称しているが、一般には「京浜急行」のほうが通りがいい)の縄張りで、毎度お世話になっている乗客の一人だが、小さくて狭いこの半島エリアでも、バス路線は生活路線のみの視点で線が引かれているらしい。逗子駅から南へ、半島の西海岸を行くバスは、最長でもその半分の位置にある長井までしか行かない。
 ついでのことに電車京浜急行線の三崎口駅まで行けばいいのにと思うが、そうはなっていない。それにも理由はあるのだろう。
 佐島はその長井のもっと逗子寄りの手前で、国道134号線から南西に少しはみ出している出っ張りの一帯を指す地名である。その丘の上に京浜急行が開発して売り出した住宅地の真ん中がその直行バスの終点で、これも京急が自分で開発した住宅団地だから、ムリにでも維持しなければならない路線なのだろう。
 佐島へ行く路線は、ほかにも佐島マリーナ前まで行くのがあるが、それは国道134号線を通るルートで、直行便は途中湘南国際村を経由する独自のルートを走る。混雑する国道は、逗子市内と秋谷と芦名くらいしか通らないが、それでも30分はかかる。
 今回新たに“発見”した観音鼻は、この丘の下で小田和湾に南面している。地名がやたら出てきても、他地域の人にはわかりづらいので、京急電鉄の現地案内所のサイトを紹介してみると、こんな感じ。
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 空撮写真の中央下がなぎさの丘で、その上から海岸線を辿って北へ行くと、芦名、秋谷、そして葉山に入って長者ヶ崎、芝崎、森戸と続き、逗子湾の大崎、鎌倉の稲村ヶ崎、江ノ島、湘南海岸から大磯の高麗山へと富士山の眺めが展開している。
 観音鼻は、なぎさの丘から左へ、漁港の脇でちょこんと緑の小島がくっついたようになっているとこがそうだ。その左上に長く突き出しているのは天神島。それに囲まれた湾内が佐島マリーナの係留地になっている。
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 天神島は横須賀市の臨海自然教育園となっていて、ハマユウが自生する北限地となっている。昔ここにきたときにはまだ自然という名が多少は残っていたが、いまでは建物が増え東側は護岸、西側にわずかに自然の海岸が残っている。
 分譲地自体は、いまではもっと家が建っているが、それでも予定通りとはいかないらしく、最近では他のデベロッパーの名前で建売住宅などを売り出しているようだ。
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 分譲住宅地から丘を下ったところは、昔から続く古い漁師町の佇まいも感じられ、魚屋さんが朝早くから店を開け、買い出しに来ている人が集まっているといった風景も見られる。
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 観音鼻というのは当然ここに観音堂があるからで、その入口には十一面観音があるという看板が立っていた。だが、簡単に拝観できるような雰囲気ではなさそうだ。
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 この観音さんの小山いや小島も、海岸線の住宅地の拡大によって、当然のように陸地と一体化していったものとみえる。
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 三浦半島の地質は三浦層群と呼ばれ、主に北部は逗子層・池子層で、南部が三崎層と初声層などからなる。素人目には逗子層と三崎層の区別がなかなかつきにくいので困るが、佐島の付近は三崎層の泥岩と砂礫岩が互いに重なりあう地帯の北限だ。
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▼国土地理院 「地理院地図」
35度13分20.94秒 139度36分39.66秒
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dendenmushi.gif関東地方(2016/11/20 訪問)

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