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番外:毛無山の南で久遠と大成そして富磯=久遠郡せたな町大成区富磯(北海道)5年前に続いて二度目の綱渡りで大成訪問 [番外]

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 須築から帰ってきたマイクロバスを三本杉で降り、北檜山を経由する長万部行きバスが上三本杉から来るのを待っていると、ムクドリかなにかの群れが、薄暗くなりかけた空に乱舞する。(それを撮ったつもりだったが、今回はデジタル記録の設定を失敗して解像度を少し荒くしていたのに気がつかなかった)もう夕暮だが、これから北檜山16:26発の第二富磯行きに乗らなければならない。
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 旧大成町の中心部であったところまで行くには、北檜山のバスターミナルから函館バスが運行する若松・久遠線に乗る。このターミナルは、とうの昔に廃線になった旧駅の跡地を使っているので、広々としている。
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 合併でせたな町をつくった3つの町のひとつは、旧瀬棚町、旧北檜山町とはひと山越えた南に位置する旧大成町であった。合併のいきさつについては「1462 稲荷岬」の項で述べた。つい「くおん」と読みたくなってしまう久遠(くどお)というのは、元々は旧大成町がもっていた郡名で、これが合併後のせたな町に引き継がれた。だから、大成区には湾や漁港や神社や字地名などに久遠の名がいくつか残っている。
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 では、若松というのはどこなのだろう。バスは北檜山から国道229号線を南に辿ると、まず後志利別川を渡ると、100メートルほどの低い峠を越えて、盆地に入る。若松はこの複雑に入り組んだ盆地の南一帯の地名なのだ。
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 ここだけ海岸線をなぞらない国道229号線(と276号線のはずだが、めんどうなので省略するね)は若松からさらに道は谷間の奥深く入って南下し、今度は標高200メートルの太櫓越峠を檜山トンネルで抜けて、大成区に入ると海岸の宮野まで降りていく。
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 北檜山と宮野の間は、海岸から離れた内陸の山の間をぬって走る。国道と海岸の間、11.5キロの間には、816メートルの毛無山の山塊がドンとあるのでこれを迂回するが、合わせて若松のような山間の盆地に暮らす人の便にもなっているのだ。
 この道を切り開いたのが商人たちだったという話は、前に「863 小歌岬」の項でふれていた。
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 国道は宮野で久遠湾の海岸に出ると、南東側に一路江差方面に向かっていくのだが、若松・久遠線のバスは、宮野の三叉路から西に向かって道道740号線に入って大成学校前というバス停まで行く。
 日に北檜山を出る下りが4便、上りは3便しかない。所要時間は40分ほど。ロカール路線バスではこれもよくあるのだが、上りの最終便は、折り返して戻ってこない。バスの車両とドライバーがそこに泊まるのか、それとも回送して翌朝の始発便はまた回送で行くのか。回送するくらいなら1便増やしたほうがてんというのはシロウト考えなのだろう。ここではどうなのか知らないが、それにもバス会社と路線によっていろいろな理由とケースがあるのだろう。
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 実は2012年にやってきたときには、南の乙部町から八雲町の西海岸線を北上してきた。ポンモシリ岬を過ぎたところからせたな町に入り、親子熊岩を経てツラツラ岬を過ぎ、その日は貝取澗のあわび山荘に泊まった。
 翌朝、朝食もとらずに宿の車で宮野まで送ってもらって、なんとか宮野発05:58発の大成学校前行きに間に合った。
 なぜにそのような綱渡りをしたかといえば、この路線はこの始発便の一本が折り返して北檜山行きになって戻って行くと、その次の便は午後の12:54までないからである。この状況は、5年後の2017年でも変わっていない。
 とにかく、このときは宮野から大成学校前までこのバスに乗り、久遠湾の外横澗岬、横澗岬、湯ノ尻岬、稲穂岬、そして小歌岬をそれぞれ項目にアップしている。kudo-2.jpg
 だが、小歌岬の西にも、日昼岬、添泊岬があり、その先の富磯集落の奥には帆越岬がデンとして控えている。ところが、この路線は富磯まで行くのは日に1便1往復しかない。それで前回は小歌岬で終わっていたので、今回はその残りをクリアしたいというわけなのだ。
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 しかし、今考えてみれば、このときに朝食もゆっくりとって、朝のバスで宮野まで行きそこからは、歩く距離は長くなるが4時間かけて富磯までゆっくり行って、余裕を持って午後の便で北檜山に行くという計画にしたほうがよかったのかもしれない。そうすれば、一度の大成訪問でこの地域の岬めぐりは終了できたのだ。
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 これも前後の計画のたて方にもよるので、その後のルートとダイヤの関係もあり、採用できるプランはどれかひとつに絞られ、いちがいにどっちがよいとか、ましてどれが正しいということもない。つまり、でんでんむしの岬めぐりはこういうことの積み重ねで成り立っている。
 それでも、海岸線をバス路線がぐるっとめぐっているところでは、こうした混乱はないのだが、ここのように国道が海岸から離れているとか、路線がつながらないで細切れになっているところが問題だ。
 終点のバス停は第二富磯というところで、そこまで行けば、帆越岬には接近することができる。しかし、尾花岬は影に入って望めない。それでも、行けるとこまで行くという方針にしたがって、この夕方だけ1日に1便1往復のバスに乗ってまたやってきた。

▼国土地理院 「地理院地図」
42度14分43.97秒 139度48分12.34秒
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dendenmushi.gif北海道地方(2017/06/30 訪問)

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タグ:北海道
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