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1578 白崎=土庄町豊島家浦(香川県)名前の由来が明らかに想像できるような白い岩の小さな岬 [岬めぐり]

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 豊島は、東端の宮崎から西端の后飛崎まで6.28キロ、北端の虻崎から南端の礼田崎まで4.5キロ。その島の中心に壇山340メートルがあり、海岸で開けた三つの浜に三つの集落がある。
 それぞれ字地名として、北の東側には豊島唐櫃、西側には豊島家浦がありそれぞれ港を持つ。南にも豊島甲生があるが、そこには港はない。いや、港はあるのだが、定期船は寄港していない。この三つの集落を結んで壇山をぐるりと一回りする道路がある。
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 豊島島内を走る公共交通機関としては、豊島シャトルバスというのがあるようだ。家浦と唐櫃を日に7往復、家浦と甲生の間は3往復しているらしいが、今回の豊島の岬めぐりは、すべてフェリーから眺めるだけの横着モードで済ませることにしている。
 そのシャトルバスが通る道路の北の端に、硯という字名と小さな港を持つ集落がある。その名前からして、由来のひとつくらいありそうなものだが、どうも何もないようだ。
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 白崎はこの硯集落と港の北側に飛び出している。宮崎よりもさらに低く、高度は11.7メートルしかなく、東西に広がる砂浜のなかで、ここだけが岩のおかげで浸食を免れ、岬として残ったのだろう。
 虻崎を回り込んだフェリーが西へ進むと、だんだんとその白崎が大きくなってくる。
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 そして、白崎という名前の由来が想像できるような、はっきりした特徴を見ることができる。白崎の先端の一部が白い岩が露出した状態で、そこだけが白く目立っているのだ。硯という集落の名とここの石と関係でもあるのかとも思ったが、白い硯は聞いたことがない。
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 実は岬全体が、この白い岩でできていて、ほかの部分は植生に覆われるなどして目立ってないのかもしれない。
 白い岩といえば石灰岩だろうが、花崗岩には白っぽいものと赤味がかって見えるものがある。この付近の地域の地質傾向からみると、白い岩も花崗岩ではないかと思われるが、案に相違してここだけ石灰岩なのかもしれない。調べようとしてみたが、確かなことはわからなかった。でもまあ、ここだけ石灰岩ということはまずないだろうし、石灰岩であれば白さはもっと白いはずだ。
 次の岬は、家浦港の西にある甲崎だ。
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▼国土地理院 「地理院地図」
34度29分51.77秒 134度4分10.25秒
スクリーンショット 2019-03-02 9.09.04.jpg
dendenmushi.gif四国地方(2018/10/12 訪問)

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1577 虻崎=土庄町豊島唐櫃(香川県)全国で数十人しかいないらしい虻崎さんのゆかりの地なのかどうか? [岬めぐり]

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 人名と地名または地域との関わりつながりについては、おおよそのことは言えるわかる場合もあるが、個々には史料などの確かな裏付けがない場合がほとんどのようだ。
 虻崎は、豊島唐櫃(てしまからと)港の西に張り出している、虻山という115.8メートルの山から北に流れ出る、幅のある尾根の北端にあたる。
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 どうやら、ここでは虻山が先にあって、その先っぽだから虻崎になったと考えられる。しかし、事はそれですんなりおさまるほど簡単ではなく、裏を返せば逆に虻崎がある山だから虻山になったと言えないこともない。
 豊島唐櫃港に着岸したフェリーからは、一人の乗客と、テイクアウトピザ屋の車と荷台の後部に○崎組と書いてある小型トラック、二台の車両が降りていった。字が判読できなかったが、これが虻崎組だったらおもしろかったのに、なかなかそううまくはいかないようだ。
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 虻崎は、人名と地名(といってもここでは岬名のみだが)のケースとして全国でも稀なものではないだろうか。
 名前(苗字)として、虻崎さんを名乗る人は、全国でも数十人しかいないようだ。非常に少ない、レアな名前だといっていい。それも主に二箇所の地域に限定されているようで、大阪府と香川県にほぼ限られている。そして、香川県というのがこの土庄町!
 この情報は、ネット上にいくつかある姓名検索などのサイトによるものなので、どの程度信用していいのか不確かなところはあるが、なかなかおもしろい。
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 こうしたことから、土庄町でも虻崎という岬のあるこの付近が、虻崎さんの謂れのある地域ではないかと想像できるが、これも確かなことはわからない。
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 虻崎周辺には人家はなく、道路も山道が一部通っているだけ。虻山は全山花崗岩の岩に覆われた山のようで、その東側の急斜面には何やら柱状に見える節理のようなものもある。海岸に近いところには、崖崩れのような跡もあり、四角いコンクリートの横穴のようなものも見える。
 かといって採石場の跡のようでもなく、上から見ると丸く幅のある虻崎の正体はどういうものか、なかなか明確に浮かんでこない。
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▼国土地理院 「地理院地図」
34度29分59.48秒 134度5分0.86秒
スクリーンショット 2019-03-02 9.08.20.jpg
dendenmushi.gif四国地方(2018/10/12 訪問)

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1576 宮崎=土庄町豊島唐櫃(香川県)「岬まわるの小さな船が」の岬もちょうどこんな岬だったろうか [岬めぐり]

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 香川県小豆島の土庄港と岡山県玉野の宇野港の間は、直線距離で東西20.9キロ、その中間に豊島(てしま)がある。周辺海域には大小さまざまの島が浮かんでおり、広くは備讃諸島として括られ、この航路付近の豊島と直島を中心とした島々は、直島諸島と呼ばれることもある。
 直島は香川県香川郡直島町だが、豊島は香川県小豆郡土庄町。豊島の東隣に小さく寄り添う小豊島は、土庄町伊喜末と小豆島の北西部と同じ字名をもつ。豊島の西、直島の東に位置する井島は、南側3分の2は香川県の直島町で、北側3分の1は岡山県の玉野市という、なかなか微妙な線引きがされている地域・海域に入って行く。
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 室崎を後にしたフェリーの前方に、小豊島と宮崎がだんだん大きくなってくる。豊島ではまず唐櫃(からと)港に入港するが、その東手前につき出ているのが宮崎。
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 宮崎は、いかにも内海の小さな岬の典型のように見える。山上路夫作詞の「瀬戸の花嫁」に歌われる、「岬まわるの小さな船が」の岬も、ちょうどこんな岬だったろうかと想像される。
 高さも28メートルとさほど高くなく、灌木に覆われてその裾は岩が取り巻いている。長さも道路や人家のあるところから320メートルほど飛び出しているだけ。
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 地図で見ると、岬の上には人家はなく、付け根のところに鳥居マークがある。これが唐櫃八幡神社で、岬のほぼ全体が八幡神社の社叢となっているらしい。この神社があるから、宮崎の名もあるのだろう。
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 この神社のお祭りは、座布団を下から小さい順に重ねたような太鼓台を担ぎまわるのが慣わしのようで、そんな写真などもネット上にたくさんアップされている。
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 唐櫃の集落は、港を中心とした唐櫃浜と、南の壇山のほうに丘を登っていった唐櫃岡に大きく分かれているようだ。唐櫃岡には別の鳥居マークも二つあるので、唐櫃八幡神社の祭礼は唐櫃浜のお祭りなのだろう。
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 唐櫃浜から唐櫃岡に向かう坂道の途中には、豊島美術館なるものもあるらしいが、フェリーからではそれは見えない。もともと高い大きな建物があるわけではなく、「柱が一本もない水滴のような形をした建物」だというから、それでは見えないのも道理だろう。現代アートの芸術家や建築家が参加し、休耕田を利用してできた美術館は、ベネッセアートサイト直島のサイトにその紹介があった。ベネッセも直島からはみ出して、豊島まで進出しているようだ。
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 ここでは「からと」と読むことになっているが、「櫃」は「ひつ・びつ」であり、これは昔から衣服や経巻などを入れるためにあった、蓋つき脚つきの四角い箱のことで、運搬・保存用のコンテナのようなものだ。そのつくりの唐風のものが唐櫃なのだろうが、それがどうしてここの地名になっているのか、それはわからない。
 同様の地名は、兵庫県と三重県にもある。
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▼国土地理院 「地理院地図」
34度29分30.72秒 134度6分12.48秒
スクリーンショット 2019-03-02 9.07.49.jpg
dendenmushi.gif四国地方(2018/10/12 訪問)

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